| 関西花しるべ２ Flowers Guidance 2 | 晩秋を飾る | ヘクソカズラ実 |
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林のふち、田んぼの草むら、街中のフェンス、いろいろなところで見かける、
つる草である。 ヘクソカズラの花や、その名のことは触れません。 「写真帳・花一会」 2.3 を参照してください。 ここでは、実の姿を紹介したくて、取りあげた。 薄茶色で、つやつやとした、乾いた感じのこの実を見たことのある人は、多いと思う。 ちょっと野山をハイキングする人ならなおさらのこと、そうでない人も、街中を歩けば、 やぶれかけたようなフェンスに絡み付いている姿を、きっと、どこかで目撃している はずである。 でも、ヘクソカズラの花は知っていても、これがその実だとは知らない人が、多いのでは ないだろうか。 決して美しいとは言えないが、光沢のある、つるりとした実は、特徴的である。 こうなってしまえば、あの、独特の臭さもほとんどなくなる。 ［分布］日本全土 ［花期］8−9月 |
