| 関西花しるべ３ Flowers Guidance 3 | 夏２ | ハマボウ |
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浜辺の汽水域に自生するハマボウの木。 しかし、夏に、淡い黄色の美しい花を咲かせる姿は、生息に適した海岸の現象により、数えるほどの 自生地でしか見られなくなってしまったようだ。 関西随一と言われる、御坊の自生地を訪れてみた。 着いてみると、国道の堤防のすぐ脇に、そこそこの数のハマボウの木が群生していて、花もたくさん 咲いていた。 しかし、海はよどんでいて、海岸にはゴミが散らばっており、決してきれいとは言えない。 天然記念物の看板がむなしく見えた。 フヨウの仲間であるハマボウは、いわゆる一日花で、朝開いた花が夕方にはしぼんでしまう。 しかし、次から次へと咲くので、いつも、かなりの数の花をつける。 また、咲き始めの淡い黄色の花が、咲き終わる頃はほんのり赤みを差してきて、その色の変化もきれいだ。 いっぱいの花を付ける姿は、遠くからも目を惹く。 ↓ ［分布］本州（関東以西）〜琉球 ［花期］7−8月 |
