<2007年1月>（小寒）

アキカラマツ

アキカラマツ

冬の野山を散歩していると、意外といろいろな草の葉が色づいていることに気づく。 アキカラマツの葉も、そんな黄葉のひとつ。 傾きかけた午後の日を受けて、美しく輝いていた。

（愛知県新城市　2006年12月31日 K10D 50mm F5.6 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 帰省した実家の年末は、大掃除や餅つき（毎年、杵つきの餅をつくのですよ！）で忙しい。 やっと開放されて、さっそく近所の里山で、冬の被写体探しに出かけました。 近所も近所で、既に実家が棚田に囲まれていますから、たかだか半径100ｍ程度、実家から離れるだけです。 冬の被写体もさすがにネタ切れかなあ、と思いながら、崖に取り付いた急な山道を登ると、 ちょうど、西日をバックに、草木の葉が輝きを増す瞬間でした。 アキカラマツの葉、色づいてはいるけどやや地味な存在なのですが、この時ばかりは、 きらきらしています。 前々から、アキカラマツの黄葉が好きで、何度か写真にしてみたのですが、なかなかうまく 撮れないでいました。 やっと、撮れたぞ！ そんな思いでした。 やがて、山の端にかかった西日は、あっという間に森の向こう側に吸い込まれてしまい、 アキカラマツの葉も、落ち着いた色合いに戻っていました。