<2007年1月>（大寒）

エノコログサ

エノコログサ

道端で、エノコログサが立ち枯れていた。 冷たい風、雨や雪にさらされ続けたせいだろう、すっかり、色が抜けている。 霜や雪はなくても、冬の寒さを感じるには十分な景色だった。

（兵庫県三田市　2007年01月21日 K10D 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 今シーズンの冬はまれに見る暖冬で、雪や霜の景色を撮りたい週末カメラマンにとっては、 思うような天候と休みがなかなか噛み合わず、歯がゆい思いの連続です。 きょうこそはと期待してきたものの、それほど冷え込んだ朝にならず、 枯葉の上に、申し訳程度の霜が残っているだけでした。 それならそれで、頭を切り替えて、何でもいいから冬らしい景色の被写体を探すまでです。 見つけたのが、この、すっかり色の抜けたエノコログサの集団でした。 こんな、ドライフラワー化した姿で残っているのは、むしろ、暖冬のお陰かもしれません。 厳しい冬なら、とっくに枯れてなくなってしまうでしょう。 なんとか、格好のつく写真が撮れて、ちょっとは満足した一日でした。