<2010年9月>（白露）

ミズトラノオ

ミズトラノオ

かつては田んぼの雑草だったはずなのに、今では、限られた場所でしか見ることのできない、 ミズトラノオ。 そう思うと、余計に美しく見える。

（兵庫県 　2009年09月13日 K-7 50mm F5,6 sRGB WB=オート）

<= 白露 写真 a

<= 2010年処暑

目 次

2010年秋分 =>

撮影雑記： こちらも、絶滅危惧種のミズトラノオ。 兵庫県にはため池が多いので、かろうじて生き残っている場所があります。 この群落も、奇跡的に残っていると言っても過言でないでしょう。 今年も、健在で、ひと安心です。 本当に、水辺の植物の大半が、その生息環境の悪化とともに、消え去ろうとしています。 でも、もともと不安定な水辺の環境。そこに生きる植物たちは、意外とたくましく、環境が 整うまで、何年も土の中で眠っていることができるようです。 今なら、まだ間に合うと思います。 環境さえ元に戻れば、植物たちは帰ってくるでしょう。