<2023年2月>（立春）

チガヤ

チガヤ

びっしりと霜が降りた、田んぼのあぜ道。短く刈られているが、よく見ると、ところどころ、 ちょっとだけ伸びたチガヤの枯れ葉が残っている。 目線をうんと下げると、そこに、小さな、美しい景色が浮かびあがった。

（兵庫県宝塚市 2019年2月2日 KP 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 近頃は、ワイヤー式の草刈り機によって、田んぼのあぜ道や土手の草も、舐め取られたように 短く刈られてしまいます。 霜の景色を探しに行っても、そんな、坊主頭のような土手ばかり。 なんとか、少し伸びていたチガヤを探して撮ったのが、上の写真です。 赤い、スイバの葉っぱも、良いアクセントになりました。 少し歩くと、刈り残されたチガヤがありました。 きれいに霜が降りています。 セイタカアワダチソウも、ところどころ枯れ残っていました。 枯れた花に霜が降りて、ふわっと雪が積もったようでもあります。 さらに歩いてゆくと、枯れ草も残っていて、一面、霜景色でした。