キランソウ
<2025年3月>（春分） キランソウ

キランソウ
もはや、ちょっと懐かしい、コロナ禍の頃。
非常事態宣言で外出を控えろと言われ、家の近くをたくさん散歩した。
側溝のちょっとした隙間に、キランソウが張り付くように咲いていた。
（兵庫県宝塚市 2020年03月31日 KP 35mm F8 MPオート）
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撮影雑記：
2020年の春、会社に来るなと言われ、リモートワークの日々が始まりました。
非常事態宣言も出て、外出もままなりません。

とはいえ、家にこもって仕事だけしていたのでは、体がなまってしまう。
通勤の代わりに、仕事前や、昼休み時間、家の近所をいっぱい散歩しました。

住宅街でも、思った以上に、いろんな花がありました。
すでに、幾つかは紹介ずみですが、まだ、紹介しきれていなかった花を、今年、2つ紹介（2つ目は次の清明で）します。

1つ目が、この、キランソウ。
いろんな場所で、目にします。地面に張り付くように咲くのが特徴。
この時は、道の側溝のところの、コンクリートの隙間で、咲いていました。



1cmもないような細い隙間に根を下ろし、たくましく咲いていますね。

キランソウの名前の由来は、金襴（きらん）という織物に見立てた説、紫蘭草が訛った説、など諸説あるようです。
漢字は、中国由来の「金瘡小草」と書きます。金瘡とは刀傷のことで、切り傷に効用があるそうです。