招霊木（オガタマノキ）／熊野速玉大社

メモラブル写真展（2024年12月）

オガタマノキは、初めて見る花です。 コブシやモクレンと同じマグノリアの仲間で、常緑で小さな花を早春に咲かせます。 熊野速玉大社の御神木になっており、見事な大木に、かわいい花を幾つも咲かせていました。

（和歌山県新宮市 2024年02月12日 KP z85mm f8 AWB）

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目 次

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撮影雑感： マグノリアの仲間の、オガタマノキという花を知ったのは、2年ほど前でした。 海岸近くの山に自生するとのことですが、自生を見るのはなかなか難しそう。 兵庫県下の、とあるお寺の境内や裏山に自生があるとのことなので、おととし（2023年）の春、探しに行きましたが、 それらしき木はあったものの、花は咲いていませんでした。 もう一度、ネットで見られそうな場所を調べなおすと、和歌山県新宮市の、熊野速玉大社に御神木になっている オガタマノキがあることが分かりました。 花の写真も載っていたし、ここなら確実に見られそうです。 翌2024年の2月、満を持して、紀伊半島を車で南下し、速玉大社を訪れると、見事な大木のオガタマノキがあり、 かわいい花がたくさん咲いていました。 花の形は、コブシによく似ています。そして、小さい！ 写真からのイメージだと、5〜6cmはありそうに思っていたのが、3cmほど、500円玉くらいの大きさしかありません。 ほんとにかわいい花でした。 木全体は、こんな感じ。かなりの大木で、神社の社に覆いかぶさるくらいの大きさです。 写真展会場では、小さくプリントしたこの写真も、脇に展示しました。 この日、速玉大社には、そこそこの数の参拝客が訪れていましたが、オガタマノキの花に気づいているのか、いないのか、 ほとんどの人が無関心でした。