処暑 しょしょ −オミナエシ− 花の二十四節気・作品14

まだまだ暑いですが、山には、秋の七草が、もう咲いています。
山間の棚田に咲きそろうオミナエシの黄色い花を見ると、秋の気配を感じます。
(兵庫県三田市 2005年08月27日 *istD FA35mm F8 WB=オート)

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撮影こぼれ話:
これも、少し前に撮影した写真です。2005年ですから、7年前です。

三田市は大阪のベッドタウンのイメージが強いですが、北部の方はすっかり田舎で、 山あいには、茶畑や棚田が点在しています。

この日は、小さな棚田の土手にオミナエシがいっぱい咲いているのを見つけて、少し 興奮気味に撮影したのを覚えています。

この棚田も、その後、じきに耕作されなくなり、今は、草が伸び放題で、すっかり、 荒れてしまっています。
そうなると、定期的に草刈される環境に適応していたオミナエシは、他の草に負けて しまって絶えてしまいます。今では、見る影もありません。

余談ですが、三田市北部の母子(もうし)地方が、母子茶と呼ばれるお茶の名産地 だったことは、最近知りました。
愛飲していますが、なかなか美味しいお茶ですよ。