関西の名花 Impressive Flowers in Kansai   アリマウマノスズクサ
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兵庫県六甲山 2002/06

ありまうまのすずくさ 有馬馬の鈴草 (ウマノスズクサ科)
六甲山の植物の本を買って、初めて、アリマウマノスズクサという花を知った。
もともと、テンナンショウなど変わり物の花が好きな私は、その形と、色 ─黄色と紫の コントラストが素晴らしい─ を、いっぺんで気に入ってしまった。

六甲山で探すこと3回目にして、ようやく、立派なアリマウマノスズクサの株に 出会えた。コンクリートブロックの上の、金網に絡まっている。
見れば見るほど、不思議な姿かたちをした花だ。風神の袋のような筒の先に、 蕾の時は三方に折りたたまれた紫色の花びらが拡がり、筒の中は鮮やかな黄色。

ブロックを這い上がり、必死にしがみついて三脚を立てて撮影した。2、3人の ハイカーが通り過ぎて行ったが、変な人に見えたことだろう。

[分布]本州(近畿以西)−九州 [花期]5−6月