| 関西の名花 Impressive Flowers in Kansai | 夏 | トウテイラン |
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青紫色の花の色と、粉白色の葉との美しさが、中国の美しい湖、洞庭湖にたとえられて、
名が付いたと言うトウテイラン。しかし、なかなか、その優美な姿には合えなかった。 トウテイランを探しに、日本海側の浜辺に初めて行ったのは、９月後半だった。時期が 遅すぎたようで、斜面に群落を見つけたのだが、花はすっかり終わっていた。わずかに、 数固体が咲き残っていた。 次の年、今度こそと思い、８月末に行ったところ、どういうわけか、群落のあった斜面は 焼け焦げていてた（そのときは野焼きをしたのかと思ったが、ぼやの跡だった のではと思う）。 そして今年（２００３年）、お盆前に行ってみたところ、見事に花盛り。 ちょうど、センニンソウやユウスゲも咲いていて、ささやかなお花畑になっている。 ３年越しで、やっと、素晴らしい光景に出会えた。 ここの浜辺には、海水浴客や、サーファーも多い。が、ほとんどの人は、花には無関心の ようだ。でも、その方が、返って植物の保護のためにはいいのだろうなあ、と思った。 ［分布］京都−鳥取の日本海側 ［花期］８−９月 センニンソウとの群生です。 ↓ |
