ヒルガオ
<2007年7月>（小暑） ヒルガオ

ヒルガオ
きょうは街に出て買い物、と駅に向かって歩いていると、駐輪場のポールに絡まったヒルガオが 私に微笑みかけてきた。
気がつけば、家まで戻って、カメラを手にした私がそこに。
おかげで、乗る電車が一本遅れました。
（兵庫県宝塚市　2007年07月07日 K10D 40mm F8 sRGB WB=オート）
小暑 写真 b =>
<= 2007年夏至 目 次 2007年大暑 =>

撮影雑記 と 後日談

撮影雑記：
いつ、どこで、撮影のチャンスがあるかわかりません。
この日は、完全にお出かけモードだったのです。
家を出て、近所の駐輪場の植え込み（これが、手入れの悪い植え込みなのです。まあ、 それが幸いしましたが）から伸びたヒルガオの蔓がポールに巻きついていて、そこで、 微笑みかけるように2輪、こちらを向いて咲いていました。

もう、目が合った、という感じですね。
ヒルガオは一日花だから、今撮らないと、夕方にはしぼんでしまう。
5秒ほど悩んだあと、電車を一本やり過ごす決心をして、家に引き返し（といっても 1分もかからない距離でしたが）、カメラを持って、戻ってきました。

手早く手持ちで数カットか撮った後、カメラをかばんにしまって、その足で駅に向かいました。
後日談：
2週間後、駐輪場の植え込みが、きれいさっぱり刈り込まれ、雑草も抜かれていました。
市による、年に一度？の手入れが行われたようです。
もちろん、ヒルガオの花など、影も形もありません。
世間一般的には、いいことなんでしょうけど、私には、ちょっと、寂しかった。

そのまた、数日後。
よく見ると、残っていたヒルガオの蔓が、少し伸び始めていました。
きっと、2〜3週後には、また、かわいいピンクの花を咲かせてくれるでしょう。