<2007年7月>（小暑）

エビガライチゴ

エビガライチゴ

薮の一角に、何やら「赤いもの」がある。エビガライチゴだ。 花よりも、実よりも、それらを包んでいる赤い毛むくじゃらの部分の方が目立つ。 ちょこんと乗っかっている赤いイチゴは、すっぱい味がした。

（兵庫県三田市　2007年07月08日 K10D 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 初夏には、たくさんの野いちごの仲間が実をつけます。 食べておいしいのは、クサイチゴや、モミジイチゴ。 でも、それらより、エビガライチゴの方が存在感あります。 イチゴを包むもの、苞（ほう）なのか？萼（がく）なのか？よくわかりませんが、それ自体が 真っ赤になって、目立っています。 ここに、おいしい実があるよ、と、全身でアピールしているようです。 で、実際の実は −写真に撮ったのを摘むのはちょっと気がひけたので、隣の実をつまんで 食べたのですが− まずくはないものの、かなりすっぱい味がしました。 見てくれで勝負、味は二の次、という戦略なのかもしれません。