ザゼンソウ
<2009年2月>（雨水） ザゼンソウ

ザゼンソウ
滋賀のザゼンソウ自生地を訪れた。
着いてみると、住宅地に囲まれた小さな池に、所狭しとザゼンソウが咲いていた。
折りしも積もった雪に埋もれながらも、訪れる観光客に、愛想を振りまいているかのようだった。
（滋賀県高島市　2005年02月27日 *istD z180mm F9 sRGB WB=太陽光）

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撮影雑記：
関西北部の山地では、ちょっと湿ったところに、ザゼンソウは割と普通に見かけます。
でも、花が終わって葉が伸びた姿が、ぽつん、ぽつんとある程度がほとんど。
まとまった群落となると、そう、多くはありません。

ここ、滋賀県高島市の自生地は有名な所らしく、国道に案内看板も出ているほどです。
その看板に従って国道から降りると、自生地はすぐ近くでした。
大きな駐車場があり、既に、何台も先客が来ていました。観光バスもあります。
思わぬ雪が積もっていて、足もとに気をつけながら、自生地に向かいました。

住宅地の中、竹やぶに囲まれた、池とも湿地ともつかないような場所でした。
取り残されたような、小さな場所です。きちんと、遊歩道が整備されていました。

さて、肝心のザゼンソウの花です。たくさんありそうなのですが、雪が全面に積もって いて、ほとんど埋もれているようです。
雪の中に、わずかに顔を覗かせているか、池や流れがあるところだけ、かろうじて、 全身が見えていました。

小さな場所なのに、訪問者でいっぱいです。
そういえば、観光バスも来ていましたから、ザゼンソウ自生地が、何かのツアーに 組み込まれているのかも知れません。


もっと山の中の自生地をイメージしていたので、思っていたのとちがいました。
でも、しっかり保護されているのを見て、安心しました。