<2016年1月>（小寒）

ハギクソウ

ハギクソウ

冬の浜辺で、葉を赤く染めているのは、ハギクソウ。 まさに、その名のごとく、真っ赤な菊の花が咲いているようだ。 久しぶりに訪れた自生地だったが、以前より数が増えているようで、うれしい。

（愛知県 2015年01月12日 K-3 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 愛知県の、ごく限られた海岸に、ハギクソウ（葉菊草）という植物が自生しています。 ６月ごろに咲く花はとても地味なのですが、真冬の正月の頃、葉っぱが全体に紅葉して、 あたかも、赤い菊の花が咲いているような姿になります。 久しぶりにその姿が見たくなり、帰省の折、ちょっと寄り道してみました。 自生の場所を探せるか、ちょっと不安だったのですが、何のことはない、車の窓から、 赤く染まった群生を見つけることができました。 この冬は、きれいに紅葉しているらしいという情報を得ていたのですが、期待にたがわない、 見事な紅葉です。 それほどは大きくない群落ですが、緑のハイネズのコントラストも鮮やかに、浜辺を赤く 染めていました。 近くで見ると、ハギクソウとは、よくぞ名付けたと思う、姿かたちです。 上でも書きましたが、以前より、数が増えているようです。 この先も、鮮やかな赤い姿を、見せ続てくれることでしょう。