<2016年1月>（大寒）

ススキ

ススキ

峠道に差し掛かると、雪が一段と強くなってきた。こんな時こそ写真を と思うのは性か。 車から降りると、目の前のススキも、寒そうに雪を被っていた。

（兵庫県猪名川町 2015年01月17日 K-3 z43mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 私の生まれ故郷、愛知県東三河地方は、非常に雪の少ないところです。 奥三河と呼ばれる山間部を除けば、雪が積もるのは、年に1回か2回、それも、2〜3cmほどうっすらと 積もる程度。 子供の頃、夜更けから雪が積もりだすと、それは、もう、うれしくて、朝には真っ白な雪景色を 期待したものです。 でも、たいていは、雪は夜半には止んでしまい、ゆうべ見たうっすらとした雪のままで、がっかり することが多かった。 兵庫の宝塚に住むようになって三田、篠山あたりを巡ってみて驚いたのは、意外と雪が多いということでした。 自宅のある阪急宝塚沿線は、大阪湾から続く平野部なので雪は少なく、冬場はよく晴れているのですが、 ひと山越えると、あれれ？だんだん雲行きが怪しくなり、さらに進むと、雪が降りだしてくる、 そんなことがよくあります。 この日も、確か、家を出るときは、日が射していたと思います。 でも、猪名川町、篠山市あたりまで来ると、もう、凄い雪。山々も、あっという間に白く染まって ゆきました。 ススキの葉っぱにも雪が降り積もって、なかなか迫力のある姿です。 写真の真ん中下あたりが、少しぼやけていますが、これは、撮影しているうちに、レンズに雪が付着して しまったためです。 吹雪くような雪を浴びながら撮っているときは、気付く余裕もありませんでした。