<2021年5月>（立夏）

ムロウテンナンショウ

ムロウテンナンショウ

林道わきのちょっとしたスペースに、3本のムロウテンナンショウが、寄り添うように 立っていた。 まるで、おしゃべりしながら散歩する親子みたい。そんな風に感じてしまう花だ。

（兵庫県三田市 2020年05月02日 KP z26mm F8 sRGB/オート）

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撮影雑記： ムロウテンナンショウは、私が住んでいる兵庫県では、最も普通に見られる テンナンショウです。 全体に薄緑色で、花も薄緑色、そして、花の真ん中の付属体が細くて、先が 小さく膨らみ、ちょっと濃い緑色になるのが特徴です。 これに似ているテンナンショウはスルガテンナンショウですが、その名の通り 東海地方に分布するので重ならないし、付属体の形もちがうので、見まちがえる ことはありません。 そんなムロウテンナンショウが3体、林道沿いの空き地に、唐突に咲いていました。 こちらは、もう少し近寄った写真です。 テンナンショウは、実った実が倒れて、そこから芽が出ることで増えるので、 かたまって咲いていることがしばしばあります。 しかし、それにしても、仲良く？寄り添って咲いていました。