<2021年10月>（寒露）

シラネセンキュウ

シラネセンキュウ

三瓶山からの帰り、ちょっとルートを変えて、あまり通ったことのない山道を通った。 すると、道端に、白いセリの花が満開だった。 パッと開いた花火のような花。おそらく、シラネセンキュウだろう。

（島根県大田市 2018年10月08日 KP z48mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： セリの花は、どれもよく似ていて、見分けが難しいです。 そのせいもあって、セリの花を見ても、見て見ぬふり？じゃないですが、どちらかというと、 撮影は避けてきました。 でも、これだけ見事に咲いていると、撮らないわけにはいきません。 横から見ると、半球形に開いた、花火のよう。 真上から見ても、おもしろいです。 この年の秋、三瓶山の行き帰りの山道の道端で、たくさんの花が咲いているのを見ました。 残念ながら、近畿の山道の道端では、これほどの花は咲いていません。 きれいに舗装されてしまっている、草刈りが行き届き過ぎている、シカの食害が激しい、 などなどの理由が考えられます。 が、つまるところ、近畿より中国地方の方が人口密度が少なく、いい意味で、人の手の 行き届かないところが多くあるから、なんだろうなあって思いました。