<2021年11月>（立冬）

ヒイラギ

ヒイラギ

晩秋に咲くヒイラギの花を撮りたくて、近所の里山の林を散策すること3年。 小さな純白の花が、木々の隙間から射す日差しを受けて咲いていた。 やっと、思うような写真が撮れた。

（兵庫県宝塚市 2020年11月14日 KP 35mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： ヒイラギは、山に入れば、あちこちにあります。 でも、下刈りされてしまうせいでしょう、小さな貧弱な個体が多いです。 そのせいか、あるいは、こんな時期に山を歩かないせいか、花を見た記憶はあまりありません。 近所の里山の散策路沿いには、ヒイラギの木がたくさんあるので、晩秋に咲く花を見てやろう、 撮ってやろうと思い立ったのが、3年前でした。 その年は、12月の初めに探しに行ったのですが、さすがに遅すぎて、残り花はあったものの、 終わりかけでとても貧弱でした。 2年前、今度は11月の末に行ったのですが、それでも少し遅くて、くたびれかけた花しかありませんでした。 1年前、11月半ばに訪れて、ようやく、満足のゆく、ヒイラギの花に出会うことができました。 花びらも、しべも真っ白な花。 かすかに日が当たって、とてもきれいです。 やっと、花が撮れて、満足でした。 でも、ヒイラギと言えば、赤い実もきれいです。クリスマスに飾るヒイラギの葉には、赤い実が付いています。 今度は、実を撮らなくては。