<2022年1月>（大寒）

ノリウツギ

ノリウツギ

真冬の丹後半島の山は、すっぽりと雪に覆われている。 湿原も真っ白な雪の下。ところどころ、枯れ残ったノリウツギの枝が顔を出している。 望遠レンズで切り取ると、単純化した日本画の屏風のような写真が撮れた。

（京都府京丹後市 2021年01月31日 KP z230mm F11 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 真冬の丹後半島を訪れるのは、数年に一度です。 丹後の山中はいつも雪に覆われていますが、この年も、すっぽりと白い雪に覆われていました。 湿地もすっかり雪の下。 わずかに、ノリウツギの枝や枯れ残った花だけが、顔を出しています。 なかなか趣のある姿に、撮影心が高まります。 いろいろな切り取り方をしました。 こちらは、背景の林の根元だけ少し入れて撮ってみました。 背景の木々をぎりぎり入れて撮ってみたのが、冒頭の写真です。 さらに、思い切って、大胆に切り取ってもみました。 どれも、雪国の人から見れば、見慣れた、ありふれた光景かもしれませんが、私には、とても素敵な 姿ばかりでした。