<2022年8月>（立秋）

トウテイラン

トウテイラン

粉をふいたような白い茎、葉っぱの先に、薄紫色の花を咲かせるトウテイラン。 北向きの日本海の海岸。山の端から、遅い朝日が射し始める。 美しくも、たくましい姿だ。

（京都府 2021年07月31日 KP z135mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： トウテイランは、お盆の頃が見頃だったと思っていたのに、なんと、7月末で、もう、 穂の上の方まで咲き進んでいる花がたくさんありました。 ここ20年くらいで、年々、花のピークが早まっている気がします。 これも、温暖化の影響何でしょうか。 きれいに咲いている花を見つけました。 ちょうど、日差しが当たり始めたところです。 トウテイランを撮るとき、毎回、海をバックにしたカットを狙いますが、今回は、 割とうまく撮れました。 背の低い草木しか育たない、海岸の環境。 そんな中で、咲いている姿は、たくましいですね。 ハイネズの間から顔を出したトウテイラン。 もう、何回も、トウテイランを撮りに来ていますが、心なしか、数が減ってるような 気がします。 センニンソウの白い花と、競うように咲いていた年もあったのですが、最近は、 センニンソウの姿を見なくなりました。 海岸の砂浜も、以前より、浸食されている感じです。 ちょっとずつ環境が変わるのは、自然の摂理ですが、少し心配です。