シロヨメナ
<2022年9月>（秋分） シロヨメナ

シロヨメナ
少し華奢な感じで、やや小さめの花をつけて咲いているのは、シロヨメナの花だろうか。
先ほどのイナカギクと思われる花と、ほとんどちがいはない。
野菊を見分けるのは、なかなか難しい。
（京都府京丹後市 2021年09月25日 KP 16mm F8 sRGB WB=オート）
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撮影雑記：
林道をさらに進んでいくと、なんとなく、雰囲気のちがうノギクが咲いていました。
少し華奢なたたずまいで、葉っぱのそれほどざらついた質感はありません。花も若干小ぶりです。

かなり花づきがよく、真横から撮ってみました。



花のアップです。
シオン属の花は、どれもそっくりで、花で区別することは困難です。



ハナムグリが来ていました。



こちらが、全体の様子です。



さて、これらのノギクの写真を撮って帰って、いったい種類は何なのか、散々調べたのですが、 かなり悩みました。

最終的に、最初の方に撮った、少しざらついた質感の花はイナカギク、後の方に撮った、華奢な感じの花はシロヨメナ、 とさせていただきました。
シロヨメナとした方は、いくつか撮った写真を見返してみると、葉っぱに柄があり茎を抱いていないという、 シロヨメナの特徴もありました。

イナカギクのところにも書きましたが、イナカギク、シロヨメナ共にヤマシロギクの別名があります。
その、ヤマシロギクですが、漢字で書くと、山城菊と山白菊の二通りあります。
名前だけ見ても、かなり混乱している状況です。

イナカギクとシロヨメナとは、学名を見ると変種レベルのちがいになっていますが、本当に、別変種とみなせるのか、 実は、同じものなのではないか？という疑問を感じずにはいられませんでした。