<2022年12月>（冬至）

ヨモギ

ヨモギ

淡い12月の霜が、刈り残されたあぜ道のヨモギにも、びっしり降りていた。 間もなく、バンザイをしたようなヨモギに、遅い朝日が差し込んできた。

（兵庫県宝塚市 2020年12月20日 KP z53mm F11 sRGB WB=オート）

冬至 写真 b =>

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撮影雑記： 近頃は、田んぼの土手やあぜ道は、紐状の刈刃による草刈り機で、舐め取るように草が刈られてしまいます。 霜の写真を撮ろうと思っても、どこも、坊主頭のようになっていて、程よい草が残っていません。 やっと、刈り残された、ヨモギを見つけました。 山の上から顔を出した朝日に、照らされたヨモギ。 気温がそんなに低くないので、日が当たると、すぐに霜は融けてしまいます。 少し近寄って撮ると、白い綿のようなものが付いていました。 調べたところ、ヨモギワタタマバエという虫が作る虫こぶらしいです。ヨモギクキワタフシという名もつけられています。 ヨモギの他に、センダングサ（コセンダングサと思います）にも、霜が降りていました。 こちらも、日に照らされて、きれいです。 ススキなのか、チガヤのなのか、ヨモギに絡んでいるような、橙色の葉っぱもきれいでした。