ヤマフジ
<2025年4月>（穀雨） ヤマフジ

ヤマフジ
房が短い、ちょっとちがう雰囲気のフジの花が咲いていた。ヤマフジだ。
ようやく葉が開き始めたばかりの蔓に、一足先にたくさんの花が開いて、とても豪華だった。
（兵庫県養父市 2024年04月26日 KP z48mm F8 MPオート）
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撮影雑記：
車で山道を下ってゆくと、豪華に花を咲かせていた、ひときわ目立つヤマフジがありました。



フジ（ノダフジ）にそっくりですが、花の房が、かなり短めです。



花のアップ。
とても、美しいですね。



木の枝にぐるぐると絡みついています。

図鑑を見ると、蔓の巻く方向が、フジとヤマフジと逆だと書いてあるのですが、なんとなんと、 フジが右巻きでヤマフジが左巻きと書いてある文献と、その真逆に書いてある文献とがありました。

不思議に思ってさらに調べたところ、日本式の右巻き／左巻きの概念と、西洋式の右巻／左巻きの概念が、 逆であることがわかりました。
ヤマフジは、西洋式の「右巻き」で、日本式の「左巻き」になるようです。

ところが、ところが、あらためてフジ、ヤマフジの文献を見ると、図示では「右巻き」なのに「左巻き」と 書いてあったり、おかしなものもけっこうありました。
おそらく、ろくに確かめもせずに、何かの文献から、適当に孫引きしてるんでしょうね。