冬の光：薄雲								第14回豊楽会・作品2
ボタンヅルに、おぼろげな薄雲の光。
（2014/12/30 兵庫県篠山市 K-3 DA200mm F8 WBオート）

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撮影雑感： 2つ目は、ボタンヅルの、ふわふわの白い実です。 綿毛をまとったボタンヅルの実は、色の乏しくなった冬場においては、けっこう目立つ存在です。 この時も、林道わきの枝に絡まる白い実が、すぐに、目に飛び込んできました。 枯れ枝に絡まる様子は、まるで、無造作に掛けられたレースのようです（ 花の二十四節気３：冬至：ボタンヅル）。 望遠レンズで、ふわふわの綿毛を、アップで覗いてみました。 この日は、朝は晴れていたのですが、徐々に薄い雲が広がり始めて、ボタンヅルの写真を撮って いる頃は、鈍い光が当たっている状態でした。 そんな中で、ボタンヅルは、いぶし銀のように輝いていました。 色のない背景に、白く輝く、ボタンヅルの実。無彩色の、自然の芸術でした。 ※この綿毛は、当初、センニンソウと紹介していましたが、正しくはボタンヅルと思われます。