アセビ、冬に

ブログ仲間の年忘れ写真展：2017年12月

年末の休みに林道を巡っていると、時ならぬ満開のアセビに出くわしました。 暖冬とはいえ、こんなに咲いているなんて？よく見ると、根元からポッキリ折れて、 わずかに皮がつながっている状態でした。 最期の力を振り絞って、真冬に咲かせたのでしょう。

（兵庫県篠山市 2015年12月28日 K-3 100mm f8 AWB）

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撮影雑感： 「ブログ仲間年忘れ写真展」の出展、４回目の作品です。 今回も、オーソドックスに、花の写真から選ぼうと考えていたのですが、来年（2018年）の 卓上カレンダーに選んだ花の中から、ちょっと思い入れのある、このアセビにしました。 撮ったのは、写真展のちょうど２年前。 この冬は暖冬で、12月なのに、思いがけぬ花が咲いていたりしていたのですが、このアセビの 花は、なんと満開でした。 いくらなんでも？と思ってよく見たら、上でも書いたように、根元から折れていたんです。 おそらく、春までには枯れてしまうでしょう。 真冬に花を咲かせたのは、何としても子孫を残そうという本能なのでしょう。 この日は曇り。 空を入れると真っ白になってしまいます。 最初は、バックに木の幹などを入れて撮っていたのですが、この、悲しくもすがすがしい 真っ白のアセビの花は、まっ白なバックにこそ映える気がして、この写真になりました。