飾らぬ美

ブログ仲間の年忘れ写真展：2018年12月

海岸の植物の多くは、初夏の頃に花の季節を迎えます。 初めて訪れた、越後の日本海の岩場では、驚くほどのたくさんの花が咲いていました。 なかでも、オレンジ色のスカシユリは、ひときわ鮮やかに海岸を飾っていました。

（新潟県 2018年06月10日 KP z16mm f11 AWB）

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撮影雑感： 「ブログ仲間年忘れ写真展」の出展の５回目。 この年は、新潟北部の海岸で行われた植物写真のワークショップに参加し、スカシユリや アサツキなど、たくさんの海岸に咲く花を観察し、撮影する機会がありました。 スカシユリの花の写真も、履いて捨てるほど撮りましたが、あまり迷うことなく、 この写真に決まりました。 険しい海岸の岩の上にまとまって咲いていたスカシユリを、広角で捉えた写真です。 周りには、アサツキの紫の花や、ハマボッスの白い花も咲いており、バックには、波に 削られた岩も写っており、厳しい環境で咲いている花たちの様子をうまく捉えられた、 自信のワンショットです。 タイトルは、厳しい環境に咲くからこそ美しい姿から、「飾らぬ美」としました。 実は、ここの場所は、かなり険しい大きな岩をよじ登ったところです。 がんばって登ったら、こんな見事なご褒美が待っていました。