顕

芦屋写真展2023（2023年6月）

不思議な写真と思いますが、水が無い冬の蓮池です。 実は、冬枯れの蓮池のハスを撮ろうと思って訪れたのですが、水が抜かれていたんです。 ありゃーと思ったのですが、干上がった蓮池と枯れたハスの組み合わせも、案外、おもしろい。 黒々とした泥に、僅かに残った水路の水が光り、そこに、枯れた茶色いハスの葉。 何とも言えない色合いですが、少し彩度を上げただけで、何も加工していません。

（京都府亀岡市 2018年12月16日 KP z55mm f11 AWB）

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目 次

(2024年6月) =>

撮影雑感： 芦屋写真展に出展した2作品目が、この、干上がった蓮池の写真です。 何枚か撮ったうちの1枚ですが、光線の加減でしょうか、自分でも驚くような、不思議な雰囲気に撮れました。 上にも書いたように、本当は、冬の蓮池の、立ち枯れたハスの葉の写真（割と定番ですよね）を撮ろうと 思って行ったところ、水が抜かれていたので、このような写真になりました。 我ながら、不思議な写真になったものだと思います。少し彩度を上げただけで、ほぼ、撮って出しです。 水が抜かれた蓮池は、あまりきれいじゃないし、最初は、どうしたものかと思いましたが、それでもと思って撮っているうちに、 なかなかおもしろいことに気づきました。 どんな状況でも、予想外であっても、あきらめず撮ってみることですね。 水が抜かれたことで、池の底があらわになっている、ハスもむき出しになっているところから、「顕」とタイトルを つけました。「あらわ」と読んでも、「けん」と読んでも、どちらでも構いません。 2023年の芦屋写真展が終わってから、芦屋写真協会に入りました。 写真の勉強になるし、自宅から近い場所にある協会なので、自分のためになると思います。 来年の、芦屋写真展にも、頑張って、応募しなければ！