春分 しゅんぶん −アセビ− 花の二十四節気・作品4

ぼちぼちと花が咲き出す季節です。
山には、アセビの白い細かな花が咲いています。この年は、例年になく見事な花付きでした。
(兵庫県三田市 2011年03月27日 K-5 DA55-300mm (70mm) F8 WB=オート)

<= 啓蟄(作品3)
目 次 清明(作品5) =>

撮影こぼれ話:
長いこと、花の写真を撮り続けていると、年によって大きく花の咲き具合が変わるのがよくわかります。
何年かに一度、木々の花がたわわに咲く年があるようで、2005年と2011年は、様々な種類の花が、例年の 何倍もあるような花付きを見せました。

2011年に撮った、このアセビもそうです。例年だと、せいぜい、この半分か1/3くらいの花しかつけません。
あまり、花付きが良すぎると、返って、どう撮ろうか悩んでしまいます。

でも、こんな年はあまり巡ってきませんから、2011年は、木々の花をたくさん撮りました。
また、花付きがよければ、当然、実の付きもいい。秋の木の実も、例年になくすばらしいもので、本写真展 にも出てくる、ムラサキシキブ、マユミ、その他、サワフタギなども、すばらしいみのりを見せてくれました。

こちらのブログ記事もどうぞ。
→「野花の歩録」 アセビ満開