大雪 たいせつ −アキノエノコログサ−

花の二十四節気選2020・作品35

霜の降りる季節がやってきました。布団の誘惑を断ち切って、寒い朝に、田んぼに向かいます。 きょうは、びっしりと霜に覆われたアキノエノコログサたちが出迎えてくれました。

（兵庫県宝塚市　2013年12月01日 K-3 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影こぼれ話： 冬場に、霜の写真を撮るようになってから、もう、何年も経ちました。 最初は、見るもの見るもの新鮮で、夢中で撮っていましたが、ひととおりの霜景色を見てしまうと、 後は、同じような景色の繰り返しです。 だんだん、寒さに寝床から這い出して、写真を撮りに行くモチベーションも下がるというものです。 それでも、この日見た、エノコログサなどの霜景色は、久しぶりにワクワクする景色でした。 それに、田んぼの景色は、いつも同じじゃないんですよね。 栽培されていた田んぼが、ある年、急に荒れて、全く作られなくなってしまったり、 大規模な圃場整備によって、すっかり、形を変えてしまったり。 草刈りのタイミングが変わるだけでも、見られる景色が変わります。 だから、やっぱり、どうせおんなじ、なんて思わず、これからも、寒い朝、布団からはね起きて、 霜を撮りに行こうと思います。