<2007年5月>（小満）

エゴノキ

エゴノキ

城跡に向かう山道を登っていくと、足もとに、白い花が幾つも散っていた。 一日中降り続いた、きのうの大雨のせいだろう。 見上げると、エゴノキの大きな木が、枝を広げていた。

（兵庫県朝来市　2007年05月26日 K10D z45mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 兵庫県朝来市にある、竹田城跡に行ってきました。 石垣だけが残る城跡ですが、山城としては、日本でも有数の見事な石垣だそうです。 駐車場から、丸木で階段状に組まれた急な山道を登ること15分ほど、目の前が開け、立派な 石積みが姿を現しました。 よくも、まあ、こんな山の上に築いたものです。その一部ですが、ご覧ください。 冬には、山裾に朝霧が広がり、まるで、雲海に浮かぶような景色になるそうです。 早起きして、ぜひ、その景色を見に行きたいと思っています。 エゴノキは、山のところどころに、白い花をぶら下げていました。 いっぱい花をつけるのに、葉っぱの下に隠れるように咲くので、下を向いて歩いていると なかなか気がつきません。 写真のような花が落ちているのを見たり、ほのかに香ってくる甘い匂いを感じて、見上げて 初めてエゴノキの花が咲いているのに気がつく、なんてこともしばしばです。