シロヤシオ
<2008年10月>（霜降） シロヤシオ

シロヤシオ
初夏の頃、真っ白な花をたわわに咲かせていたシロヤシオの木々が、今は真っ赤に色づいて、 大台ケ原を彩っている。
見上げると、鮮やか過ぎる紅（あか）が、秋の高空にちりばめられていた。
（奈良県大台ケ原　2008年10月18日 K20D 35mm F8 sRGB WB=オート）
霜降 写真 b =>
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撮影雑記：
前から行ってみたかった紅葉の大台ケ原に、初めて訪れました。

かなり車が込むと聞いていたので、夜中に出て、早朝、まだ暗いうちに着きました。
さすがに、駐車場の車は少なかったのですが、着いてから仮眠を取っていると、次々と 到着する車のライトが横切って行きました。

寒さは思った以上で、夜明けの大台ケ原は、ガスに覆われ、風も出ていて、かなり 冷え込んでいました。
車の中で朝食をとって、さあ、出発。

歩き始めてみると、風も止み、思ったほどは寒くありません。
大台ケ原（東大台）は、登山道がかなり整備されていて、スニーカーでも楽々登れます。
まだ、霧が残って、しっとりとした景色を眺めながら、ゆっくりと、最高峰の日出が岳を 目指しました。
森を抜けて、尾根に出ると、大台ケ原らしい景色、笹原や立ち枯れた針葉樹が、現われました。
思ったより、山々が色づいています。大台ケ原は、針葉樹の中に点々と紅葉がある、という イメージを持っていたのですが、意外と、色づいた木々がたくさんありました。

中でも、シロヤシオの紅葉が、圧巻です。
真っ赤に色づいたシロヤシオの木々が、尾根筋を行く木道の両脇を覆いつくしていました。
笹原にも、点々と紅葉したシロヤシオが連なっています。



真っ赤なシロヤシオと、立ち枯れた白い木々の群れを眺めながら、東大台の尾根をゆっくりと 歩きました。
針葉樹林を抜けて、大蛇鞍の方に下ってゆくと、紅葉は種類を増して来ます。見上げると、 赤や黄色の競演でした（また、別の機会にご紹介したいと思います）。

恐怖の大蛇ｰ（だいじゃぐら）は、今回も、やっぱり先端まで行けず（大蛇ｰに行ったことがある人のみ、 この意味がわかります！）、引き返しました。


駐車場に戻ってみると、案の定、車でいっぱいです。
それどころか、駐車場から溢れた車の駐車の列が、１キロ以上（２キロくらいあったかも？）、 道の両側に続いていました。


追伸：
シロヤシオは、こんな花です。