ダンコウバイ
<2008年11月>（立冬） ダンコウバイ

ダンコウバイ
先割れスプーンのようなダンコウバイの葉も、すっかり色づき、秋風にそよいで、 はらはらと葉を散らし始めていた。
紅葉がきれいな年は、この葉っぱが、混じりけのない黄色に染まる。今年は、 まずまずのようだ。
（兵庫県養父市　2008年11月15日 K20D 35mm F8 sRGB WB=オート）
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撮影雑記：
先週末が雨になり、今週こそはと思っていたのに、天気予報は雨。
ダメもとで出かけてみると、おやおや、いい天気じゃないですか。

雨の予報なのに晴れるケースは、晴れの予報なのに雨になるケースより、多い気がします。
もしかして、天気予報が難しいときは、悪い目の予報にしてるんじゃない？
晴れの予報なのに雨になった時の方が、雨の予報なのに晴れた時より、苦情が多いから？ ちがうかな？

まあ、お陰で、きょうは、初めて訪れた、天滝渓谷の滝と紅葉を堪能できました。
ついでに、日本最西端のミズバショウ自生で知られる加保坂方面に回り道して、道々、紅葉を 楽しみながら、ドライブして帰りました。

上で「先割れスプーン」と書きましたが、もう、死語でしょうか。
かつて、学校給食で使われた、先の方が3つに割れたスプーン。いちおう、フォークとスプーンの 役割を果たすことになっていましたが、どっちつかずで食べづらく、かき込んで食べる「犬食い」の 元凶と言われました。
もう、今時の学校給食では、使われていませんよね？

ダンコウバイの葉っぱは、この先割れスプーンに似て、先の方だけちょこんと3つ割れていて、 かわいいんです。
この、かわいい葉っぱが、まっ黄色に揃って染まる姿は、微笑ましく思えます。
上の写真ではわかりにくいので、アップを載せます。



今年の、黄色への染まり具合は、なかなかのものです。
でも、ちょっとだけ、痛んでいるようです。
結局のところ、今年の関西の紅葉は、全般的にはまずまずだと思うのですが、すごくきれい！って ほどでもないようですね。

台風が来なかったので、葉っぱは傷んでいないのですが、ここに来ての冷え込みが、 もうひとつのせいでしょうか。
でも、2003年以来の紅葉だと思います。