シャガ
<2010年4月>（清明） シャガ

シャガ
杉林のふちで、シャガの花が、群落を作って咲いていた。
午後の太陽も低くなって、木々の間から緩やかな日差しを投げかけている。
シャガの花の写真が、初めて、上手に撮れた。
（徳島県神山町　2009年04月18日 K20D 50mm F5.6 sRGB WB=オート）
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撮影雑記：
野の花の中でも、あでやかなシャガの花。
よく、杉林の下などに、大群落を作って咲いています。

ところが、見た目のあでやかさに比べて、こんなに写真写りの悪い？花はありません。

杉林の下というのが、難しいのでしょう。
春も後半になれば、太陽は、かなり強い光線を放ちます。
暗い杉林に差し込む、まばらな光。
どう撮っても、光の当たったところは白く飛んでしまい、だからと言って、露出をアンダーに すると、全体が真っ暗になってしまいます。

ならば、曇りの日ならいいかと言うと、曇りの日の杉林の下はかなり暗く、色のメリハリが なくなり、冴えない写真になってしまいます。

この日は、遅い午後のやわらかい光がぼんやりと差し込む条件のお陰で、シャガ特有の、 青白いけれども、暖か味のある微妙な色合いが再現できました。

こちらは群落の様子です。