<2010年4月>（穀雨）

サルトリイバラ

サルトリイバラ

晩秋の赤く熟した実が鮮やかなサルトリイバラだが、春のころの柔らかな葉と花も、 負けずにかわいらしい。 かくかくとした蔓も、ユニーク。つい、カメラを向けたくなる存在だ。

（島根県三瓶山　2009年04月30日 K20D 50mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 三瓶山に着きました。 2008年の秋に初めて行った三瓶山ですが、その、のんびりとした山麓のたたずまいをすっかり気に入り、 この春、再び訪れました。 三瓶山は、独立峰の古いカルデラ火山で、火口を取り巻くように、幾つかのピークがあります。 標高は1000m前後で、さほど高くはありません。 麓には、牧草地が広がり、訪れる人もそんなには多くなく、ゆったり、のんびりしています。 この牧草地ですが、昭和の中ごろ、いったん、放牧は途絶えたそうです。 その後、しばらく荒れ放題だったを、最近になって、再び、かつての景観を取り戻すべく、 放牧を始めたそうです。 サルトリイバラは、放牧地から山へと続く薮に、絡まっていました。 三瓶山をバックに、伸びやかな姿を撮りたかったのですが、ちょっと、思ったようにはいかなかったかなぁ。