<2010年12月>（冬至）

モチツツジ

モチツツジ

モチツツジの葉は、冬になると、赤くなって寒さを耐え忍ぶ。 その、赤くなった毛深い葉に霜が降りると、砂糖をまぶした上品な和菓子のようで、 とてもきれいだ。

（兵庫県宝塚市　2009年12月23日 K-7 50mm F6.3 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 冬の、霜景色の撮影は、寒さは厳しいですが、それを上回る楽しさがあります。 例えるなら、宝探しのような楽しさ、でしょうか。 それも、まごまごしていると、融けてなくなってしまう、宝です。 この日も、田んぼの脇に、真っ赤なモチツツジの葉に、うっすらと霜をまとっている のを見つけて、夢中で撮影しました。 日が当たる前なのに、撮っている一方から、霜は、徐々に融けて行きます。 真冬で、氷点下まで冷え込んでいれば、日が当たるまでは融けずにいてくれますが、 まだ初冬のこの時期の霜は、はかないものです。 でも、今頃の霜の方が、繊細できれいですね。