<2012年10月>（寒露）

キイジョウロウホトトギス

キイジョウロウホトトギス

キイジョウロウホトトギスが、道路に面した、切り立った崖にぶら下がっていた。 猛暑のせいだろうか、葉っぱが日焼けしてしまっている。 それでも、たくましく、黄色い花を咲かせていた。

（和歌山県 　2011年10月08日 K-5 100mm F5.6 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 絶滅危惧種のキイジョウロウホトトギスですが、紀伊半島のけわしい山を縫うように流れる川岸の切り立った崖に 咲いている姿を見るのは、案外むつかしくありません。 ただし、もちろん、手の届くところには咲いていません。手の届かない、撮影も望遠レンズでないと届かないところ に限られますが。 ここ何年も続く猛暑は、キイジョウロウホトトギスにとっても、決して楽な環境ではないようです。葉っぱは日焼けで、 茶色くなって、半分枯れているような状態です。 もっと日陰の岩場で、日焼けせずきれいに咲いてる個体もあったのですが、今回は、あえて、このような日焼けした 姿を選びました。 これも、この花の偽りない姿であり、私は、美しいと思いました。