<2013年2月>（立春）

木花

木花

よく冷えた冬の朝、木々の枝先までびっしりと霜に覆われる。 これは樹霜という現象だが、木花（きばな）という呼び名もあることを知った。 まさに、朝日に輝く一瞬、木全体に咲く冬の花だった。

（兵庫県三田市　2012年02月19日 K-5 200mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 私の住んでいる兵庫県の宝塚市より、ちょっと山寄りになる三田市や篠山市あたりでは、 氷点下５度くらいまで冷え込むことがあります。 そんな朝は、山の木々に至るまでびっしりと霜に覆われ、別世界になります。 木々の枝が霜に覆われるのは、樹氷ならぬ樹霜（じゅそう）と言うことを数年前に知りましたが、 さらに調べると、「木花」（きばな）という言葉もあるようです。 全身、真っ白な霜をまとった様子は、まさに、冬に咲く木の花ですね。 朝日が当たる瞬間は、格別な美しさです。 でも、その美しさは、なかなか、写真に撮りきれません。肉眼で、生で見るのが一番だと思います。 皆さんも、ぜひ、よく冷えた冬の朝、思い切って早起きして、どこの里山でもいいと思います、 いちど、出かけてみませんか？