<2015年1月>（大寒）

ヤブラン

ヤブラン

田んぼから山に続く土手。 じゅうたんのように、ぺしゃんこに広がる草しかないように思えたが、 目線を下げてみると、ヤブランの黒い実が、にょきっと飛び出していた。

（兵庫県丹波市 2014年01月25日 K-3 35mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： セツブンソウを探しに、丹波市まで来たものの、ちょっと早すぎたとみえて、咲いていたのは、 わずかに１輪でした。 他に何かないかなあと、まわりを見渡してみると、べったりとした草むらから、なにやら黒いものが、 飛び出ていました。 近づいてみると、ヤブランの黒い実でした。 何本か、実を付けたヤブランが、倒れながらも、草むらから伸びていました。 ひとつの穂に、数個ほどしか、実がついていないのは、実の生りがわるかったのか、最初はたくさん あった実が落ちて締まった結果か、どっちでしょうか。 地味な被写体で、撮影には骨が折れました。 地面すれすれから、田んぼをバックに撮った一枚を選んでみましたが、いかがでしょうか。