<2018年6月>（夏至）

コガクウツギ

コガクウツギ

公園や街の植え込みでは、華やかにアジサイの花が咲くころ、やぶの中では、コガクウツギが、 ひっそりと、その白い花を咲かせている。 同じアジサイの仲間だが、なかなか人目を引くこともないような、姿だ。

（兵庫県三田市 2017年06月16日 K-1 100mm F11 sRGB WB=オート）

<= 夏至 写真 a

夏至 写真 c =>

<= 2018年芒種

目 次

2018年小暑 =>

撮影雑記： 春から初夏にかけての花もひと段落したころ、薮の中に、白い花を咲かせるのが、コガクウツギです。 よく見れば、なかなか味わい深い花ですが、パッと見はいかにも地味で、見かけても、ついつい、写真を 撮ることもなく、やり過ごしてしまいがちでした。 でも、この時は、割と花付きの良い個体があったこともあり、しっかり向き合って、写真に撮ってみました。 さて、ここに紹介したのは、コガクウツギ（小萼空木）ですが、とてもよく似た仲間で、ガクウツギ（萼空木）、 というのもあります。 実は、どっちなのか、かなり迷いました。 でも、白い飾り花（がく片）が大きいのと（コガクウツギの方が大きい）、兵庫あたりはコガクウツギが多いようなので、 コガクウツギでまちがいないと思います。