スカシユリ
<2019年6月>(芒種) スカシユリ

スカシユリ
スカシユリの花が見たくて、東北の入り口まで来た。
日本海をバックに、岩場に咲き誇るスカシユリは、久しぶりの大きな感動だった。
初夏の海岸を飾るオレンジ色の情熱の花は、いつまでも見飽きることはなかった。

(新潟県村上市 2018年06月10日 KP z16mm F11 sRGB WB=オート)
芒種 写真 b =>
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撮影雑記:
海岸に咲くスカシユリは、西日本には分布がありません。
代わりにオニユリが海岸に咲くのですが、オニユリだったら、庭先にも咲いているので、 もう一つ感動がありません。

新潟北部の海岸植物を撮る撮影ワークショップがあったので、意を決して、参加することに しました。

大阪から新潟まで夜行バスに乗って、眠れない夜を過ごし、さらに、新潟から特急で、 北へと向かいました。

そして、出会った念願のスカシユリ。
荒々しい海岸の岩場の上で、思ったより何倍もの数のスカシユリが咲いていました。



打ち寄せる波しぶきをバックに、岩の陰に咲くスカシユリ。



こちらは、遠くの岩の上に、並んで咲いているスカシユリ。
人は、とても近づけない場所です。



上から見ると、花びらの間の隙間がよくわかります。
「空かし百合」の名前の由縁です。



一泊した翌朝、朝日を浴びるスカシユリ。



移動して、別の場所を観察。
アサツキと一緒に群生する姿に、驚くばかり。



アサツキをバックに、スカシユリ。
なんて、ぜいたくなカットでしょう。



どれだけ花を見ても、幾つの花を撮っても、飽きることはありませんでした。




今年の芒種の花は、新潟〜山形の海岸で見た花の特集です!