<2021年4月>（穀雨）

ウマノアシガタ

ウマノアシガタ

春の田んぼの土手を黄色く飾るのは、ウマノアシガタ（別名、金鳳花）。 つやつやした黄色い花たちが、4月の風に揺られている。 あと、半月もすれば、田植えも始まることだろう。

（兵庫県篠山市 2018年04月21日 KP z35mm F11 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 春先に可憐な花をつける、スプリングエフェメラルと呼ばれる花たちには、ニリンソウなどの イチゲ仲間、雪割草と呼ばれるミスミソウ、それに、フクジュソウ、セツブンソウなどがありますが、 どれも、キンポウゲ科という分類群に属します。 そう、そんな、可憐な花たちの科の名前になったキンポウゲ（金鳳花）というのは、この、 ウマノアシガタなのです。 もともとは、八重咲きの品種を金鳳花と呼んだらしいですが、今は、ウマノアシガタの別名 となっています。 何だか名前負けする気がしていたのですが、土手の群生は、そんなことないぞ、見てくれよ！ と言わんばかりに、黄色い花を幾つも輝かせています。 風の涼しさにごまかされますが、4月の日差しは、8月と同じくらいです。 そんな、思ったより強い春の日差しを、受け止めるかのように咲いていました。