<2017年5月>（立夏）

シナアブラギリ

シナアブラギリ

山を抜けて、住宅街に下る道。植物公園のあるあたりで、ところどころ、見慣れない 色鮮やかな木の花が咲いていた。 なんだろう？散々調べて、野生化したシナアブラギリの花と分かった。

（兵庫県西宮市 2020年05月10日 KP z300mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 宝塚の自宅から神戸方面に車で出かけるとき、まともに国道を通ると込んでいることが 多いので、ちょっと山越えの道をちょくちょく通ります。 いつものように、その道を下ってゆくと、西宮の植物園のあたり、川沿いの道筋の あちこちで、鮮やかな、見慣れない木の花が咲いていました。 車を停めるスペースが無い道なので、とりあえず見た目の印象の記憶を頼りに、ネットで 検索して、モッコクだろうと思っていました。 電車でも行ける場所だったので、数日後、あらためて電車で出かけました。 少し雨がパラパラ降る天気でしたが、歩いてゆくと、あったあった、車から見た花です。 近くで見ると、淡いピンクの花びらで、芯の方が赤く染まった、なかなか美しい花です。 物凄い大木もありました。 いつも、こんなに花をつけるのか、今年が、たまたま当たり年なのか？ いろんな表情を見せてくれます。 それにしても、凄い花付きです。 さて、たっぷり写真に撮って満足し、改めて調べたら、あれれ？モッコクと全然ちがう。 ええ〜っ？いったい、何の花？ 検索し直して、やっと、見つけました！ その名はシナアブラギリ（またはオオアブラギリ）。 中国原産で、油を取るために植樹していたのが、各地で野生化しているとのことでした。