<2022年9月>（秋分）

ショクヨウガヤツリ

ショクヨウガヤツリ

道端の空き地で、カヤツリグサの仲間が、いっぱいに広がって咲いていた。 花火のように広がった風媒花は、被写体としては、なかなかおもしろい。 さて、写真に撮ったものの、名前は何だろう？調べたところ、帰化種のショクヨウガヤツリらしい。

（大阪府能勢町 2021年09月19日 KP z43mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 分類のむつかしい植物の仲間はいっぱいありますが、なかでも、カヤツリグサの仲間は、その筆頭です。 正直、最初から、種の同定はあきらめています。 風媒花ですが、その花の姿かたちは、線香花火をさかさまにしたようで、ユニークです。 写真にとっても、けっこう、様になります。 こちら、真上から撮ったもの。 線香花火を真下から見たら、こんな風に見えそうです。 なかなか、繊細な花だと思います。 さて、今年の、花の二十四節季に載せるにあたって、名無しの権平というわけにもいかず、頑張って調べてみました （といっても、ネット検索での絵合わせですが）。 どうやら、帰化種のショクヨウガヤツリのようです。 食用って、どこを食べる？と思ったら、塊茎、つまり、地下茎なんですね。 名前もついていて、タイガーナッツと言うそうです。 日本では栽培されておらず、輸入された干し草に混ざって移入されたようで、要注意外来生物とのことです。