<2023年4月>（清明）

イソスミレ

イソスミレ

厳しい環境をものともせず、海岸の砂浜に咲くイソスミレ。 昨年茂らせた葉が枯れて、その上に新しい葉を展開し、花を咲かせている。 そうやって、自分自身を糧にして、ちょっとずつ、大きくなっていくのだ。

（京都府 2022年04月09日 KP z85mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 海岸の岩場ではなく、砂浜に咲くのに、磯スミレの名が付けられたのには、少し違和感があります。 ハマスミレ、またはハマベスミレの方がぴったりするのになあって、見るたびに思います。 この日、この場所で見た、いちばん大きな株のイソスミレ。 イソスミレもタチツボスミレに近い仲間で、このような大きな株になるのが、特徴でもあります。 この株は、前年に茂らせた葉っぱが枯れ残っているのが、よくわかりますね。 こんな小さな株が、ちょっとずつ大きくなって、やがて、上の写真のような大株に育っていくんでしょうね。 こちら、ちょっと雰囲気がちがいますが、砂浜から少し離れた林の下に咲いていました。 葉っぱの様子から、これも、イソスミレと思います。