<2024年6月>（芒種）

ウリノキ

ウリノキ

細長い白いつぼみが開くと、くるくるっと花びらが巻いて、中から黄色いおしべが顔を出す。 地味だけど、味わい深いウリノキの花に、久しぶりに会えた。

（兵庫県丹波篠山市 2023年06月10日 KP z135mm F8 sRGB WB=オート）

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撮影雑記： 派手さもないウリノキの花ですが、たまに、林沿いの道などで出会うと、その姿に、写真を撮らずにはいられません。 ところが、普通に出会えると思っていたウリノキに、かれこれ、20年近くも出会えないでいました。 以前に見た場所にも、２度は行ってみたのですが、全く見当たりません。 咲いていそうな場所も探しましたが、見つかりませんでした。 もう、探しても見つからないと、あきらめていましたが、去年（2023年）、偶然、見つけたんです。 それも、時々通る、近場の散策コースの道ばたでした。 大きな葉を広げ、垂れ下がって咲く、この姿が目に飛び込んできたときは、本当に嬉しかったです。 なんだか、愛おしくなるような花です。 ウリノキ（瓜の木）は小低木で、葉がウリに似ているからだそうです。 私は、ずっと、細長いつぼみがきゅうりみたいだから？って思っていましたが、ちがうんですね。