<年7月>（小暑）

ムラサキニガナ

ムラサキニガナ

木が切られ、崩落防止の金網が張られたばかりの山の斜面に、いろんな草木が伸び出していた。 ムラサキニガナも、新天地を得たかのように、長い茎をいっぱいに伸ばして、美しい紫色の 小さな花を、幾つも咲かせていた。

（兵庫県丹波篠山市 2024年07月05日 KP z300mm F11 MPオート）

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目 次

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撮影雑記： 最近は、道ばたの急斜面の山には、崩落防止のため、フェンスが張られることが、多くなりました。 この場所も、曲がりくねった、狭い川沿いの急斜面の道でしたが、少し広く整備され、急斜面の木は 切りはらわれて、全面にフェンスが張られました。 一見、自然環境を破壊しているようですが、逆に、環境の変化（いわゆる、撹乱）が起こることで、 多様な草木が芽生えるきっかけになっているようです。 フェンスがあるのは、花の写真を撮る側から見たら、ちょっと残念ですが。 （でも、逆手にとって、フェンス越しに咲いている花を撮る手もあります。いずれ、そんな写真も、 登場する予定です） ムラサキニガナは、その名のごとく、ニガナによく似た紫色の花を咲かせます。 背が高くて、花が小さいので、花を撮ると全身が入らず、全身を入れると花が小さくてよく見えないという、 写真泣かせの花です（すみません、今回は、葉が入った全身の写真はありません）。 張られたフェンスから、長い茎をのばして、見上げる頭上に咲いていました。 バックの木々から漏れる光が、きれいな丸ボケになって、美しい。 でも、この写真は、ちょっと、やりすぎですね。 変な形にうねってますが、いちおう、花のアップです。