<2025年8月>（処暑）

オトコゼリ

オトコゼリ

土手に、キツネノボタンにしては華奢な花が咲いていた。季節もちがう。 とりあえず写真に撮って、後で調べたら、オトコゼリという花だった。 身近なところでも、まだまだ、私の知らない花が咲いている。

（兵庫県宝塚市 2024年08月20日 KP z135mm F8 MPオート）

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撮影雑記： この年（2024年）は、最近になって知った、自宅からほど近い場所の、休耕田の棚田をベースにした散策コースを、 しばしば訪れました。 8月半ば過ぎ、何が咲いているだろうと訪れると、アキノタムラソウが盛りでした。 そして、この、キツネノボタンに似た花を見つけました。 実の形は、キツネノボタンそっくり。花も似ていますが小さく、全体にほっそりしています。 背も高くて、こんな感じで、密集して咲いていました（かなり実にもなっていました）。 花と実のアップです。 いろんなアングルで写真を撮って、帰ってから調べたら、オトコゼリという花だと判明しました。 キツネノボタンに近い仲間ですが、葉っぱの形がセリに似て、セリより背が伸びて男性的なので、 オトコゼリ（男芹）。 初めて知った花でした。 生息数が少ないようなので、目にする機会がなかったのだろうと思います。 おまけに、地味な花だし、真夏に咲くので、気づきづらかったというのもあるでしょう。 身近な場所でも、まだまだ、知らない花がたくさんあります。