ノコンギク
<2025年10月>（寒露） ノコンギク

ノコンギク
もっともふつうに見られる野菊のひとつ、ノコンギク。
秋になれば、道ばた、田んぼ、畑など、至る所で咲いているのを目にする。
時おり、やや濃いめの紫色の花があり、カメラを向けたくなる。
（兵庫県三田市 2022年10月14日 KP z48mm F8 MPオート）
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撮影雑記：
秋は、野菊の季節。
このノコンギクや、次に紹介するヨメナが、最もふつうに見られ、野菊の代表格の双璧と思います。

両者はよく似ていますが、慣れれば、すぐに見分けられます。
最大の違いは、種子に冠毛（ふわふわの綿毛）があるかないかで、あればノコンギク、なければヨメナです。
（すみません、今回アップした写真では、種子が写っていないので、冠毛のちがいはわかりません）



休耕田の脇に、たくさん咲いていました。
こちらは、大きな群落を作っていたノコンギク。



ノコンギクの花の色はうす紫色ですが、ほとんど白いものから（一番よく見ます）、わりと濃いものまで いろいろあります。
これは、トップと同じ、やや、色が濃いノコンギク。
ノコンギクは、野紺菊と書きます。もっと色が濃くて、園芸化されたのがコンギク（紺菊）です。



こちらは、色が薄いタイプの群落。
セイタカアワダチソウと一緒に咲いています。
もしかしたら、セイタカアワダチソウが衰退して、ノコンギクに入れ替わったのかもしれません。