ガマズミ
<2025年12月>（冬至） ガマズミ

ガマズミ
再び訪れたガマズミの実は、まるで、別の姿になっていた。
朝の静けさの中、全身、霜で覆われ、日が昇るのを待っていた。
（兵庫県三田市 2023年12月25日 KP KP z190mm F8 MPオート）
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撮影雑記：
［冬至 写真b」からの続きです（「花の二十四節気」で、同じ種を続けたのは初めてです）。

一週間後に再び目にしたのは、全身、霜で覆われ、静かに佇んでいる、赤い実の姿でした。

霜が降りているのを期待して、早朝に出かけたのですが、果たして、期待以上の美しさでした。



霜をまとった赤い実は、霜が白い輪郭のようになって、背景から浮き立って見ます。



実のアップの姿。
光に透ける姿とは、また、別の美しさです。



美しき競演。
緑の葉はスイカズラ、絡まったつる草の茶色い葉はヘクソカズラ。



２つ並んだ実の房。
この写真、前回のガマズミ（１）の「撮影雑記」の2枚目の写真と、ほとんど同じ構図です。
お気づきと思いますが、トップの写真も、前回とほぼ同じ構図です（前回の写真は、わずかにトリミングしました）。

どちらの写真も、撮っている時は、全然、意識していませんでした。
いいな、と思うアングルは、同じなんですね。
我ながら、驚きました。



ほぼ、全身の姿。
ごちゃごちゃしていますが、それでも、霜がある方が背景から浮き立ちますね。



山に囲まれているので、まだ、当分、朝日は昇ってきません。



落ち葉にも、霜が降りています。
そして、この赤い実は、ガマズミだと判明しました。
ガマズミの丸い葉が落ちていました（写真の右やや上の葉っぱが、わかりやすいです）。

念のため、翌年の5月、花を見に行きました。
ガマズミでまちがいありませんでした。